公開日: |更新日:
ワイヤー矯正のなかでも、近年注目を浴びているのがハーフリンガルです。上下顎の矯正治療をおこなう場合に、上顎だけを裏側矯正にするもので、見た目の問題を解消します。
ハーフリンガルの大きな特徴といえば、矯正装置が目立たないということです。アメリカやヨーロッパなどの国では、「矯正治療」は普通のことであり多くの子供が実施しているので、見た目を気にする人は、あまりいません。しかし、日本では、矯正装置の割合が少なく、矯正器具が見えることが気になってしまうため、この治療法が注目されているようです。
ハーフリンガルは表側矯正と裏側矯正を、同時におこなう治療ですから、両方の良い面を感じられると同時に、デメリットな面もあります。以下のメリット・デメリットを参考に、治療を検討してみてください。
裏側矯正は歯の裏側にブラケットという器具を装着して、ワイヤーを通して歯を動かします。大きなメリットは裏側に装着するということ。そのため、周囲から器具が見えなくなります。一方で、治療方法としては表側よりも複雑で、矯正の力をかけるにも技術が必要なため、2割から3割程度費用が高くなってしまうのです(クリニックにより異なります)。 ただ、ハーフリンガルの場合には、裏側矯正は片側だけなので、目立たないメリットを感じながらも、費用は抑えられることになります。
裏側矯正のデメリットに、舌のそばに器具があるため、舌を傷つけたり、発音が悪くなることがあります。 しかし、下顎を表側矯正にすることで、あまり舌に影響がなく、発音への影響が少なくなると言われています。
表側矯正、裏側矯正ともに共通したデメリットですが、歯磨きしにくいことがあります。矯正器具が固定式であるため、磨けない部分が出てきてしまい、虫歯になる可能性もあります。その点、マウスピース矯正では、取り外し式の矯正装置なので、食事や歯磨きのときに外すことが出来て、清掃性は良いといえます。
メリットの項で、上下顎を裏側矯正にするよりも割安と述べましたが、逆に言えば、上下顎を表側矯正にするよりは、割高になるともいえます。また、一般的にはマウスピース矯正よりも割高になることが多いので、治療前にはよく検討しましょう。
ハーフリンガルを含む矯正治療は、ご紹介したようにメリットもデメリットもあります。そして、自由診療ですから、クリニックによって価格にも差があります。治療前には、治療方法だけでなく、費用や対応など、さまざまな条件を考えて、クリニックを検討するようにしましょう。
岡崎市で噛み合わせの専門家「日本額咬合学会・認定医」が在籍している矯正歯科を、得意な治療方法ごとに紹介。
クリニックごとの特徴や、各治療法のメリット・デメリットも紹介しています。