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インコグニートは、ワイヤー矯正の一つで、裏側矯正を実施するときのシステムです。大きな特徴としては、患者さん一人ひとりに合ったブラケットをカスタムメイドで製作することにあります。このことにより、今まで裏側矯正のデメリットとされてきたことが改善されています。
インコグニートは、ワイヤーとブラケットを使用して歯を移動させていく、ワイヤー矯正の一つです。ワイヤー矯正は、矯正治療の中でもスタンダードな方法で、対応する症状が多いのが特徴。インコグニートも同様で、多くの不正咬合に対応できます。
ワイヤー矯正では、表側矯正と裏側矯正という治療方法があります。インコグニートは、そのうちの裏側矯正に該当します。裏側矯正では、矯正器具が歯の裏側に装着されますので、治療中だということがわかりにくいというメリットがあります。
インコグニートの大きな特徴としては、歯に装着するブラケットを患者一人ひとりの歯に合わせカスタムで制作することにあります。このことによって、歯への密着度が向上、既存の裏側矯正治療よりも、快適な治療が期待できます。
インコグニートのメリットとして、まずあげられるのは、矯正器具が目立ちにくいということでしょう。裏側矯正という治療の特徴でもありますが、器具が歯の裏側にあるため、近づいても気づきにくいです。人前に出る機会が多い方には適した治療と言えるでしょう。
前述のように、インコグニートはカスタムメイドで製作されるため、フィット感が向上します。そのため、裏側矯正の問題点である、舌に触れる違和感や、発音が不明瞭になるなどの点が、軽減される可能性があります。
インコグニートの大きな特徴は、カスタムメイドですが、それは同時に製作に期間がかかるため、デメリットにもなり得ます。製作はメーカーのあるドイツでおこなうため、器具ができるのに6週間程度かかります。また、不具合などが発生した場合も、ドイツにて修正するので、治療以外の時間が必要になります。
さまざまなメリットがあるインコグニートですが、治療には技術が必要です。そのため、メーカー主催の講習会に参加して認証を受けることになりますので、治療できるクリニックは限られてしまいます。また、治療費用も、通常の裏側矯正と比較して高い傾向にあります。
ご紹介してきたように、インコグニートには目立ちにくかったり、違和感が軽減されたりといったメリットがあります。しかし、実施しているクリニックが限られていますので、事前に対応しているクリニックを確認しましょう。
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